「ユリコノマスク」が人気を集め、「ニシムラノマスク」もウケている。フリマアプリでは小池百合子・東京都知事が会見などで愛用する手作りマスクのコピー商品や、新型コロナウイルス感染対応で会見が多い、西村康稔経済再生担当相の「西村大臣風」立体型マスクも登場している。

ユリコノマスクはレース生地製や、ウサギやリンゴのイラスト入りのものがあり、小池氏が「近所の方々から頂いたものです」と会見で説明するなど小池氏のトレードマークともなっている。小池氏着用モデルは1枚2599円(税、送料込み)で出品され、販売済みが多数ある。小池仕様のマスクカバー1400円(同)の出品もあり、いまだに全国配布されていないアベノマスクが到着すれば、合体させて「アベノユリコマスク」として使用できそう。ネット上にはユリコノマスクの作り方動画などが多数紹介されている。

一方、特徴的な立体的な布マスク愛用の西村氏は「西村大臣風マスク」型紙も出品されていた。320円(同)でカット済みの型紙やゴムひも、説明書などがセットされている。加藤勝信厚生労働相は毎回のように多種多様なマスクを着用するためか今のところ出品はないようだ。【大上悟】