「東京スカイツリー」が6月1日から営業を再開する。運営する東武タワースカイツリー(本社・東京都墨田区)が29日、発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月1日から臨時休業していた。

当分の間は営業時間を午前9時から午後9時(通常は午前8時から午後10時)とし、小学生以上の入場者はマスク着用を義務付ける。37・5度以上の発熱が確認された場合、入場できない。チケット購入などで並ぶ場合の社会的距離の確保も徹底する。3密防止のため、「天望デッキ」への入場は収容人数の2~3割程度を目安とするほか、「天望シャトル」(エレベーター)の搭乗人数も制限する。

また、来場記念スタンプや、「天望デッキ」フロア350に設置している「東京スカイツリーVR」、スカイツリー155メートル地点の屋外を見学するガイドツアーなどのサービスは休止する。