任期満了に伴う東京都知事選(7月5日投開票)にれいわ新選組公認で立候補した山本太郎代表(45)が26日正午からJR錦糸町駅前で街頭演説を行い、立憲民主党から離党を表明している須藤元気参院議員(42)も3度目の応援に駆けつけた。

演説後に会見した山本氏は公約の1つである東京五輪・パラリンピック中止についてドイツの国営放送局のインタビューに「(新型コロナウイルスの)特効薬もなく、安全に開催できるという保障がない。東京自身が培養シャーレみたいな状況になってになって、東京がさらなるパンデミックの始まりなるのは避けなくてはならない」と語った。

選挙戦の折り返し地点を迎え、新たな選挙ポスターも作製した。総額15兆円の経済対策などの公約を前面に訴えたもので山本氏が自ら、掲示板に新ポスター第1号を貼り替えた。

「選挙戦に入ってから公約をアピールするため急きょ、作製した。ボランティアさんのおかげで2日ほどで全部を貼り替える」と、陣営スタッフは話していた。

18日に告示された東京都知事選(7月5日投開票)に立候補の届け出をした候補者は22人。立候補者は以下の通り。

れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、現職の小池百合子氏(67)、幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(35)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、政治団体代表の桜井誠氏(48)、介護職員の込山洋氏(46)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)、先物トレーダーの竹本秀之氏(64)、歌手の西本誠氏(33)、会社社長の関口安弘氏(68)、NPO法人代表の押越清悦氏(61)、音楽家の服部修氏(46=NHKから国民を守る党推薦)、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52=N国推薦)、マネジメント業の斉藤健一郎氏(39=N推)、自営業の後藤輝樹氏(37)、作家の沢紫臣氏(44)、イベントプロデューサーの市川浩司氏(58)、フリージャーナリストの石井均氏(55)、薬剤師の長沢育弘氏(34)、元会社員の牛尾和恵氏(33)政治団体代表の平塚正幸氏(38)、元派遣社員の内藤久遠氏(63)。