東京都の小池百合子知事(67)は27日、都内のホテル「星野リゾート OMO5東京大塚」を視察した。観光業の現状を確認することを目的とし、同ホテルの新型コロナウイルス感染防止対策の説明も受けた。

小池氏は視察後、星野リゾートの星野佳路代表と懇談した。フロントマンらと対面する必要がほとんどないチェックイン方式に触れ、「宿帳がない」と感心。星野氏は「お客様は3密対策をしているかどうかを確認してから、予約する方が多い。3密対策をしっかりやるだけでなく、やっていますよと言うことも、選んでいただく上で大事なこと」と強調した。

小池氏は「観光を盛り立てていくためにもコロナ対策と経済対策の両立は必要」とした上で「都のホテル、観光それぞれの地域は、安全だということを、都としてもアピールしていきたい」と話した。