大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）は1日、集客対象エリアについて、10日から東海、北陸、四国、中国地方へ拡大し、20日からは全国へ広げると発表した。

現在は、年間パスをのぞき、集客は関西地区（2府4県）に限定しているが、段階的に地域を拡大していく。

USJは「引き続きゲストの皆さまとクルーの健康と安全の確保を最優先に、マスクの着用や手指の消毒、フィジカルディスタンス（ソーシャルディスタンス）の確保、清掃消毒の強化など、徹底した感染拡大防止対策を厳格に実施していく」とし、対策の徹底にあらためて言及。「日本観光の再興の一助となるよう尽力してまいります」とコメントした。

また、6月19日から熱中症対策として、マスクを着けずに休憩が可能な「マスクフリーゾーン」を屋外エリアに設けており、これに加えて、7月上旬には屋内にも新設すべく準備を進めている。