米大統領選で勝利を確実にしたバイデン前副大統領(78)は23日(日本時間24日)、次期政権における外交・安全保障関係の閣僚や高官の人事を発表した。外交を担当する国務長官に、オバマ前政権で国務副長官を務めたブリンケン氏、新たに設置する気候変動問題を担当する大統領特使にケリー元国務長官、国連大使に黒人女性のトーマスグリーンフィールド元国務次官補を起用。中央情報局(CIA)など情報機関を統括する国家情報長官にはヘインズ元CIA副長官を指名。就任すれば女性として初の情報機関トップとなる。

また今後、財務長官にイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長を指名予定との報道もある。これも実現すれば初の女性財務長官となる。