上野愛咲美女流本因坊(19)に藤沢里菜女流名人(22)が挑戦して両者2勝2敗で迎えた、囲碁の第39期女流本因坊戦挑戦手合5番勝負最終第5局が25日、東京都千代田区「日本棋院東京本院」で行われた。

結果は午後6時54分、274手までで黒番の藤沢が半目勝ちして、通算成績3勝2敗で奪取。2年ぶり4期目の獲得となった。また、女流名人、女流立葵杯、博多・カマチ杯と合わせて女流4冠となった。藤沢は今月22日、「第15回広島アルミ杯若鯉戦」で女流棋士として初めて男女混合公式戦も制している。