公職選挙法違反の罪に問われ、東京地裁から懲役1年4カ月(執行猶予5年)の有罪判決を受けた河井案里被告(47)が3日、山東昭子参院議長に議員辞職願を提出した。

この日夜の参院本会議で許可される見通しだ。河井被告は一昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で公職選挙法違反の罪に問われ、昨年6月の逮捕前に自民党を離党している。判決が確定すれば、当選無効となり、失職の見込みだったが、控訴期限の4日を前に議員辞職を決断した。