国際宇宙ステーション(ISS)に日本時間24日、ドッキング成功した星出彰彦宇宙飛行士(52)と、昨年11月からISSに長期滞在中の野口聡一宇宙飛行士(56)が26日、日本の実験棟「きぼう」で会見した。

日本人の同時滞在は2010年の野口、山崎直子宇宙飛行士以来、11年ぶり2度目となる。 野口さんは「日本人宇宙飛行士同士で、たすきリレーができることが、とてもうれしい」と用意した、たすきを星出さんに渡した。表側は野口さんたち「クルー1」を示す青色、裏側は星出さんたち「クルー2」を示す赤色で、青から赤へ反転させた、たすきを星出さんが着用した。 27日から若田光一宇宙飛行士以来、2人目のISS船長に就任する星出さんは「地球のみなさんのお役に立つような、そして将来の月とか火星に行くため実験、研究などを行って行きたい」と意気込みを語った。 野口さんは28日にISSを離脱、29日午前1時40分ごろ、地球帰還の予定だ。