東武鉄道では、今年2月に特急列車の「200型りょうもう」がデビューから30年を迎えたのを記念して、7日から同型を1800系のカラーリングに塗装したリバイバルカラーの「りょうもう」を走らせる。

その車両撮影会が5日、埼玉県久喜市の同社南栗橋車両管区で行われた。今回、かつての鮮やかなローズレッドの車体に、白のラインを2本配した塗装にした。

1800系は1969年(昭44)、東武伊勢崎線の急行列車として登場。98年3月に現行の200型に代わるまで、東京・浅草と栃木県、群馬県を結ぶビジネス列車として活躍した。ツアー列車としても2018年まで使用され、完全引退した。今回は座席も当時のカラーに変更されている。

同社では今年6月にリバイバルカラー第1弾として、「スペーシア」を2編成で走らせ始めている。今回はその第2弾。こちらも2編成の営業運転を行う。