東京都の小池百合子知事は8日、緊急事態宣言の延長について「いつまでになるのかによって、都としてさまざまな準備をしなければならない」と政府の対応を注視した。

この日の新規感染者数は1834人。前週の同じ曜日の数を17日連続で下回った。退院などで療養期間を終えた人が毎日4000人程度出ている状況を明かし、「そういったことも考えますと、若干、落ち着いてきたかなと。それも、皆さんのご協力のおかげですので、引き続きご協力いただけるような対応、対策を練っていきたい」。医療提供体制などを含めて判断し、措置内容などを検討する。

また、「東京2020大会」への協力に感謝の意を述べ、「レガシーを生かして、これからもハードとソフトの両面で、豊かな街づくりを進めていきたい」。自民党本部へ二階俊博幹事長を訪れ、オリパラの報告とお礼を行った。