秋篠宮家の長女眞子さま(29)と結婚の調整が進む小室圭さん(29)の地元横浜市にある大倉山商店街は、「ひっそり」と祝福している。28日、東急東横線大倉山駅近くの和菓子店「大倉山青柳」では「ご成婚おめでとうございます 秋篠宮眞子様 小室圭さん 心からお祝い申し上げます」のボードが、店舗正面2カ所に掲示された。

同店の女将さんは「本当は盛大にと思うのですが、コロナの影響もあって、商店街のみんなでお祝い出来るムードではないんです。お母さまにも、いろいろ(問題も)ありましたし…」と複雑な表情を浮かべた。「うちもひっそりと、ささやかにボードだけ作りました。でも皆さん、心の中ではしっかりお祝いしていると思います」。17年9月の婚約内定時は、商店街振興組合主催で地元産の梅酒を1000人以上に振る舞い大盛況。同店も「お祝い赤飯」を販売したが「今回は私の気持ちだけ込めています」。眞子さまが人格を太陽や月のように形容する小室さんをイメージした「月」と、眞子さまをイメージした「うさぎ」で「お月見まんじゅう」を販売中だ。

前日27日は小室さんが留学先の米国から約3年ぶりに実家に帰宅した。上空には数多くの報道用ヘリコプターが飛ぶなど騒然とした空気も漂い、商店街も結婚間近を再認識。来月には宮内庁が正式発表し、2人の会見も計画されている。「その時は、祝福の紅白まんじゅうとかを作りたいですね」と優しくほほ笑んだ。【鎌田直秀】