立憲民主党の枝野幸男代表(57)は1日午前、支持団体「連合」の本部に訪問後、代表職の進退を含めた方向性を2日までに示すことを明かした。衆院選で公示前の110議席を下回る96議席に終わったことを受け、「結果を踏まえて、何人かの方と相談して明日の執行役員会までに何らかの考え方を、お示し出来るかと思います」と述べた。

共産党らとの野党共闘には「一定の効果はあったと思っていて、どういうやり方が効果的かについては、細かい票の分析をしていかないといけない」。比例区での票も伸びなかった。辻元清美副代表も小選挙区で敗れ、比例区復活もならなかったことに「途中まで仲間の応援に走りまわってくれた中、党の仲間のために仕事を積み重ねてくれた。残念ながら比例復活もならなく申し訳なく思っております。日本の政治にとって、ここから何年間か辻元さんがいないということは、大きな痛手」と話した。