東京・上野動物園は7日、双子のジャイアントパンダについて近況を報告した。

雄のシャオシャオ、雌のレイレイともに健康で、室内では、木や柵につかまって後ろ足で立ち上がるだけでなく、木に少しずつ登れるようになってきた。屋外では母親シンシンのあとを追いかけて歩いたり、竹を食べるシンシンにまとわりついたりしているが、まだ外ですごす時間は長くても15分程度だという。

【上野の双子パンダ写真特集】シャオシャオです!レイレイです!成長の記録

2頭ともシンシンから母乳を飲んでいて、必要に応じて人工乳が追加されている。この日公開された動画にはシャオシャオがパンダ団子を口にくわえるシーンがあるが、まだ食べてはいない。体重は6日=166日齢時点で、シャオシャオが11・3キロ、レイレイが11・5キロだった。

シンシンは竹や笹のほか、副食のパンダ団子、ニンジン、リンゴもよく食べている。体重は124・2キロ。

父親のリーリー、お姉さんのシャンシャンも健康で、体重はリーリーが137・4キロ、シャンシャンが88・0キロ。