北陸新幹線の延伸を3年後に控え、福井市が新グルメ「粋福(ふくいっぷく)」を同市内でスタートさせた。その試食会が9日、東京・新宿「るるぶキッチン」で行われた。JTBグループで旅行やライフスタイルを提供する「JTBパブリッシング」が、福井市から受託した「福井ジェニック創出事業」の一環。
粋福グルメには、「一服」「奥ゆかしさや深みを意味する粋と、福井の日常生活にある福」「福井で旅の途中に一服」という意味がある。メニューは「粋福ごはん」「粋福パフェ」「粋福パエリア」「粋福こびり(こびりは、福井で「おやつ」を意味ある方言)」の4メニュー。福井市内14店舗で、計12品が提供される。日本海で揚がった海の幸、地元の人たちが愛するドリンク「ローヤルさわやか」、銘菓「羽二重餅」などが食材として使われている。同時に、「映え」も意識している。
福井市では、「北陸新幹線が来る前から先手を打ってPRし、延伸後も訪れてもらいたい」との意向がある。「キトキト(新鮮なという意味)」な魚と立山を前面に押し出す富山県、金沢や能登半島などの観光資源がある石川県に比べれば地味な存在だが、その先の魅力を「食」でアピールする。14日から2月13日までは福井市内で「粋福グルメスタンプラリー」を行う。

