「育BOSS育成」が、育児休暇取得率向上のキーワードだ。小池百合子都知事(69)と野田聖子こども政策担当相(61)、タレント香取慎吾(44)が19日、都内で行われた都主催の「こどもスマイルムーブメント」イベントに参加。

小池氏は「育休には上司の理解が必要」と、BOSS=上司の意識改革を呼びかけた。小池氏は「育BOSS宣言」を提唱し「『私は育BOSSするから男性も女性も堂々ととりなさい』とならないと」と訴えた。

野田氏からは「『育児休暇』という名前がよくなかった。仕事を休んでいるみたい。『育児活動』とかね」と提案した。「出世のステップになるように。どれだけ子どもと過ごしたかが査定に加わるとか」。小池氏も「いいのを今後考えよう」と名称変更に賛同した。「おっはー」と慎吾ママのあいさつを披露した香取は「子どものスマイルには大人のスマイルが大事だと思う」と親子の笑顔を願った。【鎌田直秀】