将棋の史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が渡辺明王将(名人・棋王=37)に挑戦する、第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第2局が22日、大阪府高槻市の温泉旅館「山水館」で始まった。

今シリーズは将棋界にある8つのタイトルのうち、7つを占める「4冠×3冠」の頂上決戦。藤井が初の王将奪取、史上最年少5冠に向け、連勝するか。4連覇を狙う渡辺が巻き返し、タイに追いつくか。注目の大一番を迎えた。

戦型は角換わり。午前10時を回り、両者の控室にはおやつが用意された。藤井は「いちご大福」と「アイスコーヒー」を注文した。 渡辺は「しあわせプリン」と「ホットコーヒー」を注文した。

対局は持ち時間は各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は22日午前9時に再開する。