立憲民主党の前副代表で元衆院議員の辻元清美氏(61)が31日、大阪府高槻市内で地元の支援者への報告会を行った。辻元氏は今夏の参院選に立憲民主党の比例代表として出馬することを表明した。新型コロナウイルス感染拡大のため、オンランでも行われた。

辻元氏は「きょうから新たなスタートを切らせていただきたいと思う」と決意を語った。辻元氏は昨年の衆院選で大阪10区から立候補したが落選後、地元高槻・島本の街を歩いて、「永田町を離れて、本当に困っている人の声が政治に届いていない。以前よりも切実に思うようになった」と出馬の決断をした経緯を説明。その上で「『やっぱり、黙ってられへん』という思いが日に日に高まった」と語った。