作家の猪瀬直樹元東京都知事(75)が今夏の参院選比例代表に日本維新の会公認で立候補を予定していることが25日、明らかになった。馬場伸幸共同代表が党会合で猪瀬氏の擁立を表明した。

猪瀬氏は2007年(平19)から東京都副知事を務め、故石原慎太郎知事の退任に伴って後継指名を受け、12年の都知事選で初当選した。

13年に医療法人「徳洲会」グループから現金5000万円を受け取った問題で就任から約1年で辞職。14年に公選法違反の罪で略式起訴され、5年間の公民権が停止となった。