第26回参院選が22日、公示された。比例代表に立候補した立憲民主党新人、辻元清美氏(62)が同日夕、地元の阪急高槻市駅北側広場で出発式を行った。

「NEVER GIVE UP! へこたれへん」の文字が書かれたワッペンた右胸につけた辻元氏は争点として「暮らしを守れるかどうか」と強調し、「金持ちを優先する経済か、庶民を優先する経済か」と安倍政権の経済政策「アベノミクス」からの転換を求めた。

さらに「平和を守る」「女性議員を増やす」などを挙げ、大阪での大きな争点として「維新の進めるカジノを阻止できるかどうか」と話し、「カジノはいらん!」と声を張り上げた。

昨年10月の衆院選に大阪10区から出馬したが、日本維新の会新人に敗れ、比例復活もできず、議員バッジを失った。参院への鞍替えを決断してから全国行脚をスタートし、地元の声に耳を傾けてきた。選挙期間中は「へこたれん!」の気合とともに、「黙ってられへん!」と全国各地の街頭に立つ。