将棋の最年少5冠、藤井聡太王位(竜王・叡王・王将・棋聖=19)が豊島将之九段(32)の挑戦を受ける、「お~いお茶杯第63期王位戦7番勝負第1局」が28日、愛知県犬山市「ホテルインディゴ犬山有楽苑」で28日に始まり、午後0時30分になり昼食休憩に入った。

ここまでの消費時間は先手の豊島が1時間2分、藤井が1時間57分。戦型は角換わり。序盤から早いペースで進んでいる。

1日目の勝負メシは藤井が「イタリアンセット犬山野菜のガスパチョを添えて」。トリュフバターのフレッシュパスタがメイン。他に国産牛パルマンティエ、犬山野菜のガスパッチョ、マグロステーキ、薫製飛騨サーモンと黒米のサラダがセットに豪華メニューだ。

豊島は「木曽川の恵み 鮎」。メニューは木曽川鰻のミルフィーユ、ちらし寿司、鮎の塩焼きなど地元の食材が使われている。

両者ともたっぷりとエネルギーを補給し、大一番に臨んだ。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は29日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。