立憲民主党の泉健太代表は2日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題で自民党が所属国会議員に対して実施し、同日が提出期限となる調査手法を批判した。泉氏は国会議員を上回る地方議員が調査対象外となっていることなどについて、「ごまかされちゃいけない、だまされちゃいけないということ。あたかも国会議員だけで済まそうとしている」とした。

自民党は早ければ、6日にも調査結果を公表する方針だが、当該団体への祝電や会合出席などについては件数だけを自己申告する内容で泉氏は「誰がいつ、どのようなものに祝電を送ったのかを発表しない。公表どころか隠すために取り組みをしている。隠蔽(いんぺい)工作をしようとしているための調査、公表ということ」などと問題点を指摘した。