岸田文雄首相(自民党総裁)は7日、党本部で行われた緊急役員会で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る党内調査の発表などについて最終調整した。自民党は所属国会議員に対して旧統一教会および関連団体との関係についての自己申告の調査を実施し、2日に締め切った。当初6日に発表の予定だったが、内容に不備があると指摘されたものや、再提出などで集計が遅れた。

8日午後から衆参両院で行われる閉会中審査で岸田首相は故安倍晋三元首相の国葬に関する質疑に応じ、その後に自民党の旧統一教会を巡る調査結果が公表される見込みだ。