JR東京駅八重洲北口にある「東京ギフトパレット」が16日、拡大改装オープンとなる。その内覧会が15日、行われた。

新たに広がったエリアには、老舗洋菓子喫茶「アマンド」の東京駅初出店となる「アマンド東京」、京都発のデニッシュ専門店「グランマーブル」の新ブランド「PeTit MarBLe(プティ マーブル)」、チョコブラウニー専門店「コートクール」が出店した。このほか、既存のエリアでも一部店舗が改装された。

中でも目玉は、「アマンド」。ピンクの目立つ色柄を基調としたデザインで、東京・六本木の待ち合わせ場所として記憶している人も多いだろう。創業76周年、かつては首都圏を中心に最大30店舗で展開していたが、現在は六本木店しかない。「甘いものでお客様を幸せにする」という創業理念のもと、懐かしくも目新しいナポレオンパイの専門店としてお目見えする。

「若年層には新しいイメージ、東京を離れてしまった人には懐かしいイメージがあるはず。発売70周年を迎えるリングシューと、ナポレオンパイ、焼き菓子などを、出張や旅のお土産にして改めてブランドとして知ってほしい」。同店の関係者はこう話していた。