将棋の最年少5冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が広瀬章人八段(35)の挑戦を受ける、第35期竜王戦7番勝負第5局が25日に福岡県福津市の宮地嶽(みやじだけ)神社で始まり、午後0時30分になり、昼食休憩に入った。ここまでの消費時間は藤井が2時間28分、広瀬は38分。

戦型は相掛かり。広瀬が第3局と同じ戦型を選択した。広瀬は第3局では終盤の入り口まで優位に進めていたが、終盤に逆転負け。同じ戦型だが、さらに研究した手をぶつけてきた。

藤井の勝負メシ「博多和牛ハンバーグと福津野菜のグリルランチ」。博多和牛100%の絶品ハンバーグは全国品評会で2年連続金賞を受賞し、福津市のふるさと納税でも人気商品。

広瀬は「光の道の豪華海鮮丼」「福津ブレンドのホットコーヒー」を注文した。「光の道-」は、とれたて10種の魚介と温泉卵が光の道をイメージしている。

持ち時間各8時間。昼食休憩を挟み、夜までに決着する見込み。両者ともしっかりと栄養補給し、午後の対局に備えた。

対局は持ち時間は各8時間の2日制。1日目は昼食休憩をはさみ、夕方に封じ手をする。2日目は26日午前9時に再開する。