サッカー日本代表が、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で強豪スペインを2-1で破り、2大会連続の決勝トーナメント(16強)進出を決めた2日早朝、大阪・道頓堀の戎橋付近にも大勢が集まり、歓喜の瞬間を分かち合った。

まだ太陽も昇らない早朝、近くにはスポーツバーもあり、勝利が近づくと徐々に人が増え、戎橋付近へサポーターらが押し寄せた。

近くのスポーツバーで観戦していたという20代女性は、同点弾の堂安律のファンだといい「興奮しています! このまま優勝するんじゃないかってぐらい」と大喜び。同行の20代女性はセレッソ大阪のファンで「南野選手をずっと応援していて、勝つとは思わなかったけど、本当にうれしい」と声を弾ませた。

戎橋は、阪神ファンが優勝時などに集まり、道頓堀川へダイブしたり、過去のW杯でも、飛び込む事例が多く、この日は未明から警察が厳重警戒。現場では「警察がフォーメーションのように警備してる」などの声も上がるほどだった。