立憲民主党は17日、常任幹事会で同党を離党して4月の岐阜県議選多治見市選挙区(定数2)に自民党推薦で鞍替え出馬することを表明した今井瑠々(るる)氏に対して、同氏から郵送された離党届を受理せず、最も重い除籍処分とすることを決定した。

会見した岡田克也幹事長は「重大な反党行為」と批判した。

今井氏は2021年10月の衆院選岐阜5区に全国最年少の25歳で出馬(落選)し、次期衆院選へ向けて立民の岐阜5区支部長として21年12月から月額50万円を活動費として支給されていた。立民岐阜県連は総額650万円の返還を求めており、岡田氏は「自らの常識ある判断で自主的に行動されることを期待したい」とするに留めた。