れいわ新選組は27日、参院本会議で筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦議員が登壇し、初の代表質問を行った。

舩後氏はパソコンの自動音声で事前に用意した質問を読み上げる形式で岸田文雄首相に対して質疑を行った。同形式による質疑が衆参両院の本会議場で行われるのは初めて。れいわが、施政方針演説に対する代表質問を行うのも2019年の結党以来、初となった。

政府の防衛政策や消費税の減税などについて質疑を行った舩後氏は「私は登壇という形で障がい者として一歩の道を開きました。これは我々、マイノリティーにとって大いなる道と感じます」などとコメントした。