羽田空港第3ターミナル(国際線)直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」が1月31日、全面開業した。新型コロナ感染拡大の影響で、2年以上の開業延期となっていたが、この日は家族連れや海外からの観光客など、多くの人が訪れにぎわいを見せた。

商業施設のエリアには、日本の名産品や旅行グッズ、お土産品などを取り扱う約80店が出店した。かばん店や箸店、アクセサリー店などバラエティーに富んだ店が並んだ。また、商業施設と隣接した場所には、青森県や仙台市、大阪府など全国の観光地とつながるバスターミナルがオープンした。

羽田エアポートガーデンでは全面開業に先立ち、昨年12月21日、ホテルや温泉施設、イベントホールなどを開業した。ホテルの客室数は1717室に及ぶ。担当者は「あらゆるお客様に、世界のハブ空港にふさわしいホスピタリティーと、特別な体験をご提供できるよう施設運営に努めてまいりたい」と話した。【沢田直人】