「天久鷹央の推理カルテ」などで知られる、作家で医師の知念実希人氏(44)が10日、ツイッターを更新。SNS上で自身に対する誹謗中傷を繰り返していた加害者と和解に至り、その和解金のうち約40万円をトルコ・シリア地震救援金として寄付したことを報告した。

知念氏は新型コロナウイルスの”反ワクチン派”から誹謗中傷を受けたとして、昨年より弁護士を通して20前後のアカウントに対する開示請求訴訟・和解交渉を行ってきた。今回のツイートで「私に対しSNSで誹謗中傷を行い、開示請求をされた方と先日、新たに和解が成立いたしました」と報告。さらに「それに伴い、和解金から必要経費を引いた412,000円を日本赤十字社を通じてトルコ・シリア地震救援金として寄付させて頂きました。被害に遭われた方の無事を祈ります」とした。

同氏は一連の訴訟・和解交渉について昨年9月のツイートで「金銭目的と思われるのは遺憾ですので、慰謝料・和解金のうち弁護士費用等の必要経費を引いた全額を、『国境なき医師団』に寄付いたします」と宣言していた。その後、和解金はウクライナ義援金に全額寄付するとしていたが、今回の寄付について「トルコ・シリア地震での被害の大きさを鑑みて、今回はこちらに寄付させて頂きました。ご了承いただけましたら幸いです」と説明した。