WBC侍ジャパンのモノマネ集団「ちょいまねジャパン野球部」のメンバー11人が20日、東京・中野のラーメン店「箕輪家」を訪れた。
オーストラリア戦翌日のオフの13日、“本物の”侍ジャパンメンバーのダルビッシュ有（36）ら投手陣5人でラーメンを食べに来店していた。ダルビッシュ担当のカルビッシュ有ことお笑いタレント、コダマー（25）は「感無量です。ダルさんの書いたサインに必勝祈願で手を合わせました」と大興奮だった。
‘ちょいまね侍’らの訪問を受けた箕輪家の丸山紘平店長は「ヌートバー、似ているように見えてきました。みなさんの気迫、受け止めました」と話し「私がけがをしていて現在休業中ですが4月1日に再開します。ぜひ、みなさんユニホーム姿でラーメンを食べにきてください」とメンバーに優しく呼びかけた。
この日はJR中野駅北口に集合して、アーケード街「サンモール中野」をユニホーム姿で練り歩き、ときおり選手のモノマネを交えながら「メキシコ戦、応援してください」「決勝で米国を倒して優勝しましょう」と威勢良く通行人やお店に向かって声掛けをした。
復活のきざしのみえる村上宗隆担当の小村上宗隆こと漫才56号の宮崎聖也（27）は「中野が僕らにとっては決戦の地、マイアミだと思って1歩1歩踏みしめながら歩きました」と気を引きしめた。そして、箕輪家前や駅前では、大学卒業式の終わったはかま姿の“社会人予備軍”を含めた通行人と記念写真におさまっていた。
ヌートバー担当（ノートバー）でちょいまねリーダーのお笑いタレント、クロワッサン。（41）は「ありがたいです。絶対に決勝にいきますよ」と鼻の穴を大きく広げて「佐々木（朗希）が先発で、中継ぎ、抑え陣も好調だから3点以内には抑える。村上が大復活の3ラン、岡本のタイムリーで打者専念の大谷の2ランで締めてもらう。ズバリ、メキシコには6－2で勝利します」と決勝進出を予想した。
また、クロワッサン。は「今回、箕輪家さんに来られたのはある人物の紹介。米国主将のトラウトならずシャケウトとして22日のパブリックビューイングで登場予定です」と新加入メンバーの存在をにおわせた。【寺沢卓】
