WBC侍ジャパンの得点やチャンス時に両拳をグリグリ回して定番となった「ペッパーミルパフォーマンス」の影響でペッパーミルが爆売れしている。そのミルを世界で最初につくったとされるフランスの大手自動車メーカー「プジョー」製品が通常の3~4倍の勢いで売れている。

プジョー製ミルを日本で販売する「コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド」(本社・東京都港区)では、侍ジャパンがWBCを制した22日から4月2日までの期間限定で、オンライン上での25%引き販売を始めた。担当者によると「24日までの3日間で反響が高く3~4倍の注文をいただいています」と話した。

ちなみにプジョー社は1810年、フランス東部モンベリヤールで工業製品メーカーとして「ノコギリの歯」などの製造から創業。1840年にコーヒーミル生産を開始、1874年にペッパーミルを誕生させた。自動車製造は1890年からになる。