高市早苗経済安全保障相は9日夜、この日投開票された奈良県知事選で自身が擁立を主導した総務相時代の秘書官、平木省氏(48)が敗北したことを受け、自身のツイッターを更新し「厳しい情勢が伝えられる中でも、最後まで明るく、正々堂々と立派に闘い抜かれました」とつぶやいた。

高市氏はこの日、奈良には入っていなかった。「明日は国会答弁もあり、こんな夜に平木省さんの側に居られない事は残念です」と、国会答弁準備で地元入りできない理由をつづった。

その上で「豊富な知識と行政経験を持ち、今回の選挙で奈良県の未来を拓く素晴らしいビジョンを示してくれた平木省さんは、引っ張りだこになると確信しています。益々のご活躍を祈念致します」とも、平木氏の今後を期待するメッセージもつづった。

奈良県知事選は、平木氏と現職荒井正吾氏(78)の自民党系2候補が出馬して分裂選挙となった結果、日本維新の会の山下真氏(54)が「漁夫の利勝利」する結果となった。