岸田文雄首相が15日、衆院和歌山1区補欠選挙の応援で和歌山市内を訪れ、何者かに爆発物のようなものを投げられた。自民党和歌山県支部連合会の関係者が明らかにした。岸田氏は無事で現場を離れた。

現場付近のカフェの従業員は「爆発音が聞こえました」と話した。近くの理容室の店員は「バーンと聞いたことのないような爆発音でした。驚いて店からのぞくと総理が来てた方向から白い煙が上がっていた。現場は規制線が張られていて混乱状態のようでした」と語った。

岸田氏は午後0時半からJR和歌山駅前で街頭演説する予定だった。