東京都の小池百合子知事(70)が22日、衆院和歌山1区補選(23日投開票)に出馬した自民党候補応援のため、和歌山入りした。

元衆院議員の候補とは、予算委員会で隣の席になるなど以前からの議員仲間。さらに、和歌山は二階俊博元幹事長のお膝元でもあり、二階氏と近しい関係の小池氏の“参戦”となったようだ。

小池氏は、東京と和歌山は首都直下地震と南海トラフ地震でともに災害対策をしていかなければならないとし、国交省政務官を務めた候補者の実績を強調。「なかなか厳しいと聞いたが、これからのこの国の危機管理において、何とか勝ってもらいたい。和歌山の人々の命を守るために、国会に戻っていただきたい。東京で朗報を待ちたい」と支援を呼びかけた。

その上で、「コロナでの100万人あたりの累計死者数が東京が2番目に低かった」などと、コロナ対策における自身の実績をアピールすることも忘れなかった。

和歌山1区補選には自民党のほか、日本維新の会、共産党、政治家女子48党の4人が立候補している。