ウクライナのゼレンスキー大統領(45)が、19日に開幕した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に直接出席することが19日、明らかになった。欧米メディアによると、20日夜に来日し、21日の会合に参加するという。ゼレンスキー氏の来日は19年10月以来。ロシアが22年2月にウクライナに侵攻して以降では初めてのアジア訪問となる。

ゼレンスキー氏といえば、ロシアによる侵攻以来、ほとんどの公の場で、紋章が入った、カーキ色や濃い色の丸首などの上着を着続けており、すっかりトレードマークになっている。半袖や長袖のほか、パーカーをはおったりなど、いくつかのパターンが見られるが、ファッションでも一貫して戦時の指導者の姿勢を印象づけている。外国訪問時でも同様で、例えば昨年12月に訪米した際も、カーキ色の丸首長袖とカーゴパンツ姿でホワイトハウスに登場した。今回も、カーキ色シャツなどのファッションで来日するのか、注目される。

ゼレンスキー氏は19年10月に、天皇陛下の即位礼正殿の儀への参列などのため、オレナ夫人とともに来日した。参列の際は正装。当時の安倍首相との首脳会談の時は、スーツにネクタイ姿だった。