立憲民主党の小沢一郎氏や小川淳也前政調会長ら11人の衆院議員が発起人を務めて設立された「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」が16日、国会内で会見を行った。有志の会は次期衆院選で「野党候補の一本化」による野党共闘の必要性を訴え、この日までに執行部以外の50人以上の所属議員の賛同を得たとしている。

次期衆院選を巡って泉健太代表は日本維新の会や共産党などの野党と選挙協力を行わず、立民単独で戦う方針を示しているが、党内の有力議員から異論が噴出した。泉氏は「他党が(選挙協力に)応じない中で、どういった手法があるのか、率直に意見を聞きたい。力を貸してほしい」としたが、党内には波紋が広がっている。