鳩山由紀夫元首相(76)が12日、ツイッターを更新。先だって投稿した、ウクライナのゼレンスキー大統領が「NATO軍にロシアに対して核攻撃をして欲しいと要請している」という内容について、投稿を撤回して謝罪した。

鳩山氏は「ウクライナ語がわからず日本語訳を信じてゼレンスキーがNATOにロシアへの核攻撃を要請と書いたが、事実を確認できずお詫びして撤回する」と、自身のツイートについて謝罪。「正確にはロシアへの先制攻撃の要請であった」と訂正した上で、「ただ、NATOがロシアを先制攻撃すれば、第三次世界大戦となる可能性が極めて高い。結果として核の使用が懸念される」とした。

鳩山氏は9日、「近々NATO首脳会議が開かれるが、ゼレンスキー大統領はNATO軍にロシアに対して核攻撃をして欲しいと要請している。そんなことをしたら、ロシアが核で反撃することは間違いなく、全面的な核戦争で人類が滅びてしまいかねない。NATOがゼレンスキー大統領の要望を受け入れないことを切に望む」とツイートした。このツイートに対して、閲覧者が内容や事実関係についての指摘をできるファクトチェックの機能により、「偽情報」であるとの表示が出されていた。