元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が15日、都内で、前兵庫県明石市長の泉房穂氏(59)とトークライブを行った。

冒頭、橋下氏は司会を務めたジャーナリストの鮫島浩氏から政界に復帰するかを問われ「もうないですね。だってメディアにいろいろ言われるのうっとうしいもん」ときっぱり。泉氏は「どういう立場で関わるかはさておき、今の日本の政治を変えないといけないという気持ちは強まっている」と述べた。安倍政権と岸田政権を比較する議論で、橋下氏は「安倍政権は波を起こす政治。岸田政権は波に乗る政治」と分析した。都知事選への出馬については「東京では全く受け入れらないと思う。とっとと大阪に帰りたい。出稼ぎで東京に来てるだけなんでね」と冗談を交えて否定した。

イベントには、自腹でチケットを購入したという政治家女子48党(旧NHK党)の大津綾香氏が一般客として参加していた。大津氏は「泉さんのことが大好きで、泉さんを目指して、地方から政治家を目指そうと思ったら、いきなりひょんなことから党首になってしまった」と語り、続けて「党の運営とか選挙とか、裁判としてもやっていかなければいけないところがあるので、悩んでいまして。ご相談に乗って頂ければと今日は来させて頂きました」と話した。