将棋の最年少7冠、藤井聡太王位(竜王・名人・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が佐々木大地七段(28)の挑戦を受ける、「伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦7番勝負第4局」が15日、佐賀県嬉野市の老舗旅館「和多屋別荘」で始まり、午前10時30分になり、おやつが用意された。

藤井の1日目の午前のおやつは「佐賀まんまるカステラ」「特選煎茶」。嬉野は「うれしの茶」で知られるお茶どころとしても有名。メニュー表にはお茶だけでも7種から選べる。藤井は前夜祭で「お茶だけでも何種類もあり、長考してしまった」と笑顔で明かした。

佐々木は「特選煎茶」を選んだ。両者とも冷たい煎茶を注文した。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は16日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。