将棋の最年少7冠、藤井聡太王位(竜王・名人・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が佐々木大地七段(28)の挑戦を受ける、「伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦7番勝負第4局」が16日、佐賀県嬉野市の老舗旅館「和多屋別荘」で再開され、定刻の12時30分になり、昼食休憩に入った。ここまでの藤井の消費時間は5時間42分、佐々木は5時間36分。午前中はお互いが長考を重ね、8手しか進まず、中盤のねじり合いが続いている。

藤井の勝負メシは「佐賀牛シシリアンライス御膳」。温かいご飯の上に牛肉、レタスやキュウリ、トマトなどの野菜にコーンをトッピングした佐賀のご当地グルメ。

佐々木は「佐賀牛ローストビーフ丼」。ボリュームは満点。

王位戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。昼食休憩を挟み、対局は夜までに決着する見込み。