関西囲碁将棋記者クラブは24日、第31回記者クラブ賞に将棋の藤井聡太7冠(21=竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖)、囲碁の井山裕太2冠(34=王座・碁聖)を選出した。

藤井は3年連続3度目、井山は3年連続15度目の受賞となった。

徳島市内のホテルで王位4連覇の一夜明け会見後、大阪市の関西将棋会館で表彰式に出席した藤井は「自分が思っていた以上の活躍ができたのかなと思う。ただ実力よりも結果が先行していた気がする。今後、より実力を高めていきたい」とあいさつした。

5冠防衛からさらに棋王を奪取、朝日杯など一般棋戦の史上初のグランドスラムを達成したことが評価された。徳島からは車で移動し、“途中下車”し、同会館に立ち寄った。

井山は井山は歴代最長の本因坊11連覇の偉業達成、かつ3冠保持。表彰式は後日、行われる。