24日に4度の起訴をされたトランプ前米大統領の陣営が、被告人として撮影された逮捕時の顔写真「マグショット」をプリントしたTシャツなどのグッズ販売を始め、わずか数日で710万ドルの資金を稼いだと、トランプ氏の広報スティーブ・チャン氏がX(旧ツイッター)で明かした。チャン氏によると、逮捕された翌日の25日だけで同陣営が1日に調達した資金としては最高となる418万ドルを集めたという。
2020年米大統領選の敗北を覆そうとジョージア州の集計手続きに介入した容疑で起訴されたトランプ氏は、大統領経験者としては初となる紺色のスーツに赤ネクタイでカメラをにらみつけるような視線を投げかけるマグショットを撮影。トランプ氏の公式キャンペーンサイトでは、さっそくこの写真に「決して屈しない!」との文言を添えたTシャツを34ドル、マグカップを25ドル、ポスターを28ドルで販売している。
2024年米大統領選で返り咲きを狙うトランプ氏は、選挙資金に加えて法廷論争でも莫大な資金が必要で、「選挙は盗まれた」との虚偽の主張で自身への起訴は不当だと支持者に訴え、結束や献金を呼びかける戦略を展開。チャン氏によると、過去3週間で2000万ドル近い資金を調達したという。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

