東京都の小池百合子知事は27日の定例会見で、性被害にあった都内在住の子どもや、保護者を対象とした「性被害相談ホットライン」を、今月16日に開設したことを発表した。

小池氏は「子どもに対しての性犯罪、性暴力、被害にあった当事者は、長期にわたって心身に傷を負うということになり、早期の相談対応などで当事者に寄り添った支援が必要。特に最近、話題になっている」とした上で「被害者の状況によっては、面接を行い相談をしたり、カウンセリングなども行う」と説明した。

電話相談には臨床心理士や看護師など資格を持つ支援員が対応し、24時間365日、受け付けるとしている。小池氏は「性被害に遭ったのではと悩んでいる方は、ためらわずにお電話をいただきたい。抱え込まないで相談してほしい」と、呼びかけた。