社会学者の古市憲寿氏が29日までにX(旧ツイッター)を更新。

ハロウィーン前の週末で、渋谷には大勢の人が集まる中、渋谷区の長谷部健区長がハロウィーン目的で渋谷駅周辺に来ないよう呼びかけていることについて「政治家が街への訪問や自粛を気軽に求めるというのは、本来はとても恐ろしいことだと思う。自由はそう簡単に制限したり、自粛させていいものではない。」とポストした。

「かつて長谷部区長は公約に『エンターテイメントシティ・シブヤ』を掲げたり、ナイトタイムエコノミー構想に対しても『渋谷は真っ先に手を挙げたい』と張り切っていた。十分に時間はあったのだから、いくらハロウィンが盛り上がっても、それに対応するような準備はできたのではないか」などとし「行政ができる努力を全部すっ飛ばして『禁止』や『自粛要請』というのは、あまりにも安易な解決策だ。それにしても、コロナ時代を経て、人々の自由を制限することに対するハードルが下がってしまったのではないかと危惧する。」とつづった。