東京都知事などを務めた国際政治学者の舛添要一氏は3日までにX(旧ツイッター)を更新し、先月行われた東京・新国立劇場の舞台公演で、「元都知事のマナー違反」を目撃したという指摘がSNS上に出ていることについて「私は、新国立劇場で観劇していません」と投稿し、「元都知事」は自身ではないと否定した。

指摘されているのは先月28日、同劇場で行われた舞台「尺には尺を」。演劇評論家の犬丸治氏が先月31日、「土曜夜新国立『尺には尺を』を観た人から、堪りかねて通報。客席の元都知事が、傍若無人、足は投げ出す、お菓子の紙はチリチリポリポリが止まず、老婦人が制してやっとやめたとのこと。『おもてなし』とかチャンチャラおかしい縁なき衆生の醜態」などと投稿した。

これにタレントのラサール石井が反応し、Xで、自身も同じ回を観劇していたことを明かした。その上で「観劇態度は最悪。色の濃いサングラスに黒で統一した格好で身体を揺すりながらヤカラのように歩き、劇場にはふさわしからぬ出立ちでめっちゃ目立ってた」と、「元都知事」の様子について投稿していた。両者ともに、実名には触れていなかった。