品川プリンスホテル(東京都港区)の「ボウリングセンター」が12月14日、開業60周年を迎え、この日限定で最初の1ゲーム目を60円にする。受付時間は午前11時~午後5時(利用は同6時まで)。2ゲーム以降は通常の700円となる。

また、15日から翌1月31日まで最初の1ゲームを60年前の開業時の料金250円にする。営業時間内であれば全員が対象となる。この企画も2ゲーム目以降は通常料金の700円。なお、14日も含めて貸靴代の450円はそのまま。

さらに来年2月1日~29日は「6秒カウントチャレンジ」を実施する。受付カウンターで渡されたストップウオッチの画面を見ずに自分のカンだけでぴったり6秒ジャストを表示できれば、1レーンを利用する最大4人までの利用料金と貸靴代が無料になる。ただし、チャレンジはグループ内で1人とする。“ニアピン賞”として表示された記録が5.55~6.05秒の場合はグループ全員の貸靴代を無料とする。

ボウリングセンターの責任者で品川プリンスホテル エンターテインメント・スポーツ部門の浦谷進一支配人は「おかげさまで60周年を迎えることができました」とあいさつし「ベテランの方も、久しぶりの方も、初めてのお子さまもこの機会に集合! 品川で一緒にEnjoy Bowling!」と話した。

ボウリングセンターの開業は、昭和時代の東京五輪前年の1963年12月14日。テニスコート、スケートリンクなども併設されたレジャー施設だった。開業当時は104レーンだった。現在は80レーンで東日本では最大規模。79~87年、テレビ朝日系列の特番「オールスター番組対抗ボウリング大会」の会場にもなっていた。利用者の宿泊要望が多く寄せられるようになり品川プリンスホテルが78年7月にボウリングセンターに遅れて開業した。【寺沢卓】