藤井聡太王将(21)が挑戦者の菅井竜也八段(31)に3連勝した、将棋の第73期ALSOK杯王将戦7番勝負第4局が7日午前9時、東京都立川市「オーベルジュ ときと」で始まった。先手後手は事前に決まっており、藤井が先手、菅井が後手。菅井が1、2局目に続いて三間飛車を採用してスタートした。

対局会場となる「オーベルジュ ときと」は、老舗料亭の跡地に昨年4月にオープンした食房、茶房と1日4組限定の宿房。王将戦は持ち時間各8時間の2日制で、両日とも午前と午後におやつが出される。午後0時30分から1時間の昼食休憩もある。両対局者がどんなメニューを注文するかにも注目だ。

初日は午後6時の段階で手番の側が指し手を封じて終了。2日目の午前9時から対局が再開される。