明治が4日、1971年(昭和46)に発売した菓子「チェルシー」の出荷を3月中でとりやめると発表したことを受け、インターネット上では「チェルシー」がトレンドワードになり、惜しむ声が相次いだ。

明治のホームページによると、チェルシーは、発酵バターをじっくり煮詰めたキャンデー。「バタースカッチ」「ヨーグルトスカッチ」から販売をスタートし、その後、さまざまな味のチェルシーが発売されてきた。

SNSには、半世紀あまりの歴史に幕が閉じられることを残念がる声が次々と寄せられた。「チェルシー販売終了は悲しい」「チェルシーめったに食べるわけじゃなかったけれどさみしい 何気においしいよね」「大好きだった。確かに最近買ってなかった。ごめんよ~」「パッケージがオシャレで好きだった」「マジで販売終了か。あれ食べ出したら止まらんのよ」「子どもの頃、遠足に持って行っても誰にもあげなかったな」「終売はツラい」などのコメントのほか、「チェルシー、ネットじゃもう売り切れてるな…。スーパーで探すか」というコメントもみられた。

チェルシーは「ほーらチェルシー、もひとつチェルシー」というフレーズの後、「あなたにも、チェルシー、あげたい」と外国人の少女が話すCMでも知られた。このCMは安井かずみさんが作詞し、作曲は小林亜星さんという豪華コンビで製作されたものだった。