2021年東京オリンピックでアーチェリー混合団体と女子団体、女子個人で3個の金メダルを獲得した韓国代表の安山(23)が21日までにインスタグラムを更新。SNS上で物議をかもした投稿について謝罪した。

安山は16日にストーリーズで、韓国にある日本風の飲食店に対して「韓国に売国奴がなぜこんなに多いのか」などと投稿し、炎上する騒ぎとなっていた。

こうした状況を受け、当該飲食店の店主および外食業関係者らに向け「心からおわび申し上げます」と謝罪。「公人としての本分を忘れたまま、無意識に投稿した投稿がこのように大きな失望と被害を与えることになるとは想像もしていませんでした。業者代表を直接訪ねてお詫びしたいと思いましたが、日程上、代表と対面することが難しく、それでもどうにかして先に連絡をし、お詫びの気持ちを表現してみようと、業者代表に連絡をしました。その後も機会があれば、代表を直接訪ねてお詫びしたいと思います」とした。

続けて、「極めて個人的な話かもしれませんが、私は17歳からアーチェリー国家代表選手として生活し、国家代表と大韓民国に大きな誇りを持っていました。長い間、国家を代表する選手として活動し、太極旗を最も高いところに掲げようと努力してきた過去の代表活動当時は、一瞬一瞬が緊張の連続でした」とした上で、「しかし、今回の代表選考会以降、公人としての緊張感を失ってしまい、特定の店舗や個人を誹謗中傷する意図は全くありませんでしたが」と投稿した経緯を説明。「理由の如何を問わず、私の言動により、生業で苦労しているスペシャルナイトの代表様、店主様、そして関連外食業に従事しているすべての方が受けた被害と心の傷は計り知れないと思います。この点を反省しております」とつづった。